一人の時間
家で過ごす時間が増えた。
というよりはほとんど家で過ごす時間だ。
外に出る用事はなくはないけど、このご時世で行きづらくなった。
歯医者も行きづらいし、散髪も行きづらい。
テレビをつけてもスポーツはやってないし、総集編だとかなんだとか要するに再放送のものばかりだ。
ネット配信の動画がなかったら一体どうなってるんだ的な感じ。
そうこうするうちに黄金週間を迎える。
小池都知事によるとステイホーム週間ということになるけど。
子供の頃から転校の連続だったし、幼少時代を外国で過ごしたこともあるので意外と家にいても飽きない。
幼稚園や小学校低学年の頃は本を読んだり、謎の工作もどきをしたりしていた。
中学や高校の時は音楽を聴いたり、謎のネタカセットテープを作って友達に聴かせたりしていた。
今考えると何をやっていたのかわからないけどね。
ということで休業要請に関わらず営業しているパチンコ店に行っていた客のじじいが
「家にいてもやることねえから。」
とか言っていることには全く共感できない。
家にいたってやることはある。
音楽聴いたり、本を読んだり、映画を見たり、家の掃除したり、部屋の整理したり、DVDの整理したり・・・。
要するにやることはいっぱいある。
今までなぜこんなにたまっていたんだろう・・・。
つまりは家族が外に出るとそれに自動的に巻き込まれていたのだ。
運転手として、荷物持ちとして、保護者として、いろんなところに行っていた。
帰ってくると疲労困憊だ。
そうこうするうちに明日は会社だ。
そんな日常を繰り返すと、じっくりと家の仕事に向き合う時間がない。
幸い動かなければ脂肪をまとっていくだけだということはここのところの生活でわかった。
気がつくと家族は全員別々の液晶画面で日々の生活を送っている。
今こそ、長年のテーマだったいろんな仕事をする時だ。
今日の感染者が何人だとか、どこの商店街が混んでいるだとか、そんなことはどうでもいい。
まあ正直言うととても気にはなるけど・・・。
ということで家から出ないことが正当化される滅多にない期間が目の前にある。
どこまでできるか。
少し燃えてきたぜ。
平和の日々を取り戻せ。
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