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年賀状

今年は例年より早く、もう年賀状を作り始めようと思っている。
まあ、思っているだけで今のところ何も始まってはいないのだが、毎年年末近くに気付く「年賀状をまだ作っていない。」という事実に向き合っているだけ格段の進歩だ。
もう50歳だ。
いくらなんでも少しは進歩するのだ。
 
最近は年賀状のやり取りも減ってきているらしい。
そりゃまあネットで1年中つながっているのだから新年になれば「おめでとう!」とかなんとかピッと送れるわけだ。
リアルタイムで届くのだから便利な世の中だ。
 
それでもあの、毎日ポストをのぞいてハガキの束を見つけるわくわく感というのはおじさんの記憶に深く埋め込まれているらしい。
わざわざハガキを用意して印刷してあて名書きしてコメント書いて投函しているのだから少しくらい遅れても許してもらえそうな感じもいい。
 
すっかりご無沙汰の友人でも年賀状のやり取りだけはある、ということもあったりする。
年賀状だけの交流だと思っていてもネットでつながって再会する、なんてことも今の世の中あったりするのだ。
 
そう言えば古い年賀状がためてあったので、結構な枚数スキャンしてパソコンに保存してしまった。
まだ残っているが検索して一発で見られる感じになっている。
あの頃のあの子からもらった年賀状なんかがいつでも参照できるのだ。
何だかちょっとストーカーに近い感覚かも知れないが、残念ながらそこまでの執着心はない。
「あの頃のあの子」は今はほうくと同様に歳を取っているのである。
 
それでもいろんな人の手書きの文字なんかを眺めると、手触り感があってちょっとうれしい。
自分はどんな年賀状を出したのかさっぱり思い出せないのだが、一人の友人からの年賀状を時系列に表示させたりすると歴史を見ている感じになったりする。
 
みんなはもらった年賀状どうしているんだろう・・・。
やっぱり翌年ばさっと捨てているのだろうか・・・。
あなたがほうくにくれた年賀状、まだあるよ。

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コメント

私はほうくさんからもらった年賀状とってありますよ。あの「チビッチョ」が書いてあ・る・ヤ・ツ!「チビッチョ」がばらばらになったのに復活するシーン…感動したなあ。今や超VIPになったNのI君もファンだったんですよね~。

○アンドレ・テット・ザ・ジャイアントさん
ありがとうございます。
まさかそんな記憶からも消えていたような幻の名前が出てくるとは・・・。
マニアック過ぎてすごく素敵です。

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