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歩き方

最近東京駅を利用すると外国人観光客の多さに気付く。
それも結構いろんな国の人たちだ。
アジア系だったり西洋系だったり、もはや国の特定をすることも困難になってきている。
日本に興味を持って来てくれているのだから、それはもうできるだけお金を使ってくれと思うばかりだ。
 
とは言ってもそこは混雑している東京駅である。
でっかい車輪付のトランクケースを押しながら悠々と歩かれると、無駄に急いでいる人の進路も遮られがちだ。
この季節だと欧米人は袖なしのシャツに短パンをはきがちである。
対してアジア人は若い男女とかそこに子供がいたりとかのパターンも多いが、男性は散髪したて風のきっちり短髪になかなか個性的なサングラスをかけるパターンが多いように感じる。
 
そんな観察はどうでも良いのだが大勢の人間がいろんな方向に様々なスピードで歩いているとなかなかの邪魔具合である。
もちろん、急いでいる人間が正義ではない。
ろくな用事もないくせにただ急いでいるだけの人だってそれなりにいるはずだ。
本当に急いでいても、少し早く出ればそんな必要もなかったダメ人間だって混ざっているだろう。
 
それでもこれだけの人間がなかなかのスピードで交差しているとそれぞれに危険な気がする。
昔スキーが流行っていた頃、初心者と上級者が混在するゲレンデは「F1サーキットの中に自転車が走っているようなもの」というたとえ方がされていた。
駅構内や周辺でも今では状況が似てきているようだ。
 
注意している人はいいのだ。
明らかに周囲の状況にアンテナを張り、臨機応変のスピード、コース取りを心がけている人はいいのだ。
そういう人はこっちも気が付く。
何だろう、ものすごいスピードで交差している戦闘機のコックピット同士でお互いに共感が生まれる、みたいな感じか。
戦闘機にも乗ったことがないのでかなり雰囲気だけの表現ではあるが。
 
とにかくもはや、周りの流れとは無関係に自分の進路だけをひたすら直進する人や、急いで歩いていたと思ったら急に立ち止まる人、くそ混んでいる中で歩きスマホをしている奴、などいろんな種類の人たちが混在し、歩行といえども交通の状況は油断できなくなっているのだ。
もちろん日本全国どこでも、というわけではないよ。
何の観光資源もない千葉のマイナーな駅ではそんなことは起こらない。
どこの駅も連想しているわけではないけどね。
 
そう言えば外国では任天堂の開発したスマホアプリのポケモンGOが流行っていてそれでいろんなトラブルが発生しているらしい。
日本でも配信されるのだろう。
そういうことなら外国人や、日本に住んでいる人たちに向けていろんなルールを決めて本を出したらどうだろう。
 
題名は「日本の歩き方」
 
と言っても本当に歩き方専門の本だけどね。

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コメント

こんばんわ、ほうくさん。
「補足」といえば、「空耳」で、Bobby Caldwellの「Janet」のサビは私には「ゲイバー御法度じゃね?」って聞こえるんですけど…
って「補足」じゃなく「歩速」?
えっ?「歩き方」でしたか!
失礼しました~。

○日本のスダチ搾りさん
ありがとうございます。
ちょっと意味が分からないですが、引き続き宜しくお願いします。

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