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人間ドック2016

恐怖の人間ドックの季節がやってきた。
もちろん必要だと思って受けているので恐怖から逃げることはできない。
脱出不能である。
いい大人なのだから当たり前だが。
そういうことできちんと事前に家で検便を取り、それが入った容器を持って受付をしたのである。
 
ちゃんと2本とも取れましたか?」
という受付のお姉さんの質問にドギマギしてしまった。
「ちゃんと」とはどういう意味だ?
2本ともに入っているということか?
それとも充分な量が取れたということなのか?
質の問題か?いや、質ってなんだ?
容器に取る過程でさまざまなトラブルが巻き起こってしまったかどうかということか?
 
まあ、さまざまなトラブルが起きていたとしてもお姉さんの知ったことではないのでそんな質問はしないだろう。
一応、「はい。」と答えておいた。
 
あの患者感たっぷりの服に着替えると尿を取る。
というかトイレでコップに注入するだけだ。
その後身長、体重、腹回りを測る。
身長は2年くらい前に目の手術をした時の事前診断で1センチほど伸びていたのだが元に戻っていた。
 
検査を待つ間というのはやることがなくて、テレビがあればぼんやりテレビを見るし、そうでなければ座っているだけだ。
本を持ってきて読む人もいるようだが、結局集中できないので本は持たなかった。
小学生の頃から愛読している「ホームズの冒険」という短編集を持っていったんだけどね。
 
検査は廊下や部屋の入口に大きく数字が書いてあるので、スタンプラリー的にこなしていった。
超音波で腹をみられるやつはくすぐったくて身悶えてしまうわ、コンタクトの入っていない目で視力検査をしたら何も見えないわ、何度受けても成長はみられない。
 
その後いろんなことをやられたが、やはり最後は胃カメラだった。
胃カメラを飲むのは3回目だが、以前の2回の記憶はあまりなくそれほどつらい思いはなかった。
 
舌がびりびりしびれてくるような麻酔を口に含まされ、それを吐き出してから室内に案内された。
医者が取り出したあれは黒くて予想よりも太いような気が。
そして口にくわえさせられた入口からいきなり入れられたのである。
 
(ちょっと!そんな太いのムリ、入らないよ!ムリぃっ、ちょっと待ってぇ、あああ!!!)
心の中で叫ぶほうく。
でも彼は乱暴に更に奥へとその黒くて太いのを入れてくるのだ・・・。
ま、登場人物は50歳のほうくと、更に年上と思われる白髪のおじさん先生の二人なのだが・・・。
なんとか終わりまで耐えると、椅子に座って画像を使いながら胃の中を説明してくれた。
ピロリ菌は2年くらい前に薬で退治していたのでいないことが確認されたが、引き続き年に1度は胃カメラを飲むのだそうだ。ガンはとりあえずないようなので一安心である。
 
待合室や長椅子で一緒に病院服を着て待っていた人たちが次々と自分の服に着替えて帰っていく中、最後の胃カメラを終えてやっと戻ってきたほうく。
着替えてお金を払い、まだ胃カメラのせいで飲食禁止だがお土産でもらったジュースを持って外に出た。
ぽつぽつと雨が降る中家路についたほうく。
 
人間ドックは船がドックに入るように徹底的にみることから「人間版」のドックという意味なのだ。
意味は知らずに「人間ドッグ」と書いている人は結局「人間犬」と書いていることになる。
しかし結局のところ検査の人の言うまま、医者の言うままにそれに従っていろんなことを調べられてしまったほうくは、ある意味「人間ドッグ」だったのかも知れない・・・。

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コメント

数年前に直腸触が標準の検査から外れた時からドックのモチベーションはダダ下がりです。

○館長さん
ありがとうございます。結構病み付きになるっていう人もいますからね。

ほうくさんお疲れ様です。
胃カメラつらいんすよね~。
ところで、そのほうくさんの様子をうかがうと、
そのお医者さん
「しぼって~僕の胃カメラをしぼって~」
って身体を揺らしてませんでした?
いや、ふと思い浮かんだんですがね。
脳裏をよぎった的な…

○アンドレ・テット・ジャルダンさん
誰だかわかりませんが、私の顔の正面で操作するので初めて一切モニターが見えませんでした。
うまい人だったんでしょうか??

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