謹賀新年2015

新しい年である。

12月に再開して、最初は気合を入れて連続更新攻撃をぶちかましたがあっさり途切れてしまった。

やっぱり適度な間隔は必要だ。

あっという間に2014年は白組の勝利と共に去っていき、2015年という宇宙旅行が簡単に実現していてもおかしくないようなまぶしい未来の年月に突入している。

子供のころ2015年の世界なんて言ったら世の中には人間型ロボットがあふれ、チューブの中を高速で移動する乗り物があり、リニアモーターカーが日本各地をあっという間の短時間でつないでいるはずだった。

掃除機だけロボット化は実現されているようだが。

新しい年を迎えるという事は、また一つ歳を重ねるということである。

実にありがたい。

だんだん、長く生きるということが奇跡に近いということが分かりだしてきている。

そういうことでまた新たな年を迎えてすでに普通に数日たってしまっているが、特に今年の抱負というようなものはない。

一日一日をしっかりと生きる。

今日、死なない。

明日を目指す。

そんな短期的なことだからいちいち感動したりできるのかも知れない。

意外とほーっと何も考えずに暮らしたほうが気が付けば70歳、とかの境地に入ることができるのかも知れない。

そんな何の足しにもならないことを考えながらあっという間に仕事も始まってしまった。

ぼんやりしているとまた数日後に年末を迎えることになってしまう。

何かを成し遂げる人というのは、達成すべき目標を具体的な時期も含めて設定し、そこから逆算して毎日何をするのか、どう過ごすのか、というのを計画しているのだそうだ。

うーむ。すごい。

だが、真似したくはない。

もちろん、そういう人たちは素晴らしい人生を送るのだろう、きっと。

目標を実現し、望むものを手に入れ、描いた通りの生活をするのだと思う。

もともと人と違うことを、なんならそれのみを追い求めていく変人ほうくとしては、自分で決めた目標通りに行く、なんてことは気持ち悪く、絶対その反対のことが人生のバランスとして起きるのだと思ってしまう。

なのでその時その時の気分で道草を食っていきたい。

それを夢見ながら寅さんを見ていきたい。

きっと「だからお前は何もできないんだ。」と言われるんだろうな。

でも、いいじゃーないのー。

ダメよー、ダメダメじゃなくて、人間だもの。