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似ている

これだけ長い年月を生きていると人生の中でいろいろな有名人に似ていると言われることがある。
その中には自分で似ているかどうか今一つ実感がないものや、似ていると言われて嬉しくない人もあったりする。

アグネス・ラム

これは中学1年くらいの時に、当時父親の秘書をしていた女性に言われた。
その女性は当時30代前半くらいだったように記憶しているが、似ていると言われたのがナイスバディのアグネス・ラム、というのが意外だった。
当時やせっぽっちのほうくの写真を見ても、アグネス寄りの面影を見つけることは困難である。
アグネスの肉体を持っていたとしたら鼻血を出して失血死しただろう・・・。


長嶋一茂

これも言われたのは特定の一人からだけだ。
ちょうど大学を卒業して社会人になりたての頃、同じ大学出身の奴から主に髪型のみに注目されてこのように呼ばれていた。
大学から社会人になってしばらくの間ずっとメガネではなくコンタクトレンズを使っていたので、何となく雰囲気は分からないでもない感じはあった。
しかし一人にしか言われていないところがその微妙さ加減を象徴している。
ちなみに野球選手では他にも阪急-巨人という経歴の蓑田、というのも別の一人から言われたことがある。二人とも男前なところが嬉しいが広く共有されている情報ではない。


田中康夫長野県知事(当時)

アグネス・ラムや長嶋一茂からどうやって田中康夫になるのか不明だがすっかりおじさんが板についてきた頃、田中康夫氏が長野県知事になり、ほうくの体も顔も横方向へ伸びてきたタイミングと合致している。
イトーヨーカドーのパートのおばちゃんがうちの嫁に「似ている」と言って爆笑していたが、非常にデリカシーに欠ける行為であったとデビ夫人ばりに指摘しておきたい。
目玉がギョロっとしているところと鼻がでかいところでイメージが重なるようだ。
不本意だが「まったく似ていない」とまで反論できないところに心が痛む。


加藤紘一

あの「加藤の乱」で有名な元自民党幹事長である。
これは割に最近、会員制、じゃなく紹介制の激安カラオケスナックで酔っぱらった女性客に言われた。
あんなにスリムであんなに筋肉質だった体も完全に中年のおっさんと化し、若い頃は面倒な洗浄とかすすぎとかもやっていたコンタクトレンズの使用もやめてメガネのおっさんになっていたので反論できず。
ちょっと腹は立ったが第三者的には加藤紘一氏にも見えるのかと衝撃を受け現在に至る。
今もその衝撃は和らいでいない。

いつまでだよ・・・。

アグネス・ラムが年月を経ると加藤紘一になるという人生の不思議。
最後は誰になるのか興味深いところだ。
いっそ内田裕也でも目指すか・・・。


ロッケンロール。

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コメント

あの「だめだよオレ、谷隼人に生き写しで!」という天下の名言は中三の秋あたり、ってことでよろしいでしょうか?(爆)

○最近エレキ太郎さん
その頃のそいつ、かなり面白いですねぇ。
そんな記憶の片隅にも残っていなかった情報ありがとうございます。
今回は「他の人に言われた」というのだったので。
でもその頃のそいつに会ってみたくなりました・・・。

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