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胃袋

最近スマホの地図アプリを見るのが好きだ。
あれって便利なもので位置情報も持っているので、どこに行っても自分の周りのお店とかを調べることができたりする。
自分の住んでいる家の周りで「そば屋」がどんなのがあるかな、なんて調べたら結構なリストが出てきた。
もちろん都心の一等地に住んでいるわけではないのでくたびれた店や、今も果たして存在しているのかよく分からないものも出てきたりするが半径2キロくらいに限定しても余裕で10数件のお店がリストアップされる。
そこに行きたい、と思えばご丁寧に車での行き方やバスでの行き方、徒歩での道順など、もうこれさえあれば自由にそばを食べれるぜくらいの勢いで導いてくれるのだ。
最初はそれが面白くて、ラーメン屋だったり焼肉屋だったり寿司屋だったりいろんなものを調べてみた。
意外に近くにうまそうな感じのお店があると行ってみたくなったりするし、お店によってはユーザーが勝手に書いた口コミ的なものも載ってたりする。
しかしまあよくもこんなに飲食店があるものだ。
ということはそれだけの需要がやっぱりあるってことなんだろう。
ほんとにきったないつぶれそうなお店も、どこかいいところがあって極めてローカルなこの地域の地元民に支えられているということになる。
すごいことだ。
そしてこれを千葉県全体、関東全体、日本全体に広げて考えるとちょっと怖くなってきた。
一体どれほどの数のお店が日本全体にあるのだろう。
テレ東の「路線バスの旅」だって、もうだめかという場所に必ずご飯を食べられるお店が出てきたりする。
モヤさま2でだって、路地に不意に出てくるわけのわからないお店が結構うまそうな料理を提供してくれたりするのだ。
考えてみれば、日本中でこれだけの人数が毎日毎日3食(まあそこは人によって何食かはいろいろかも知れないが)を平らげているわけだ。
そして来る日も来る日もその食べた結果を思い出として水に流していっているのだ。
店中の人がとんかつを食べているとんかつ店で、
(これで一体何頭の豚をみんなで食べているんだろう・・・。)
なんて考えたりすると、一体豚の数は足りるんだろうか、ほうくが今ここでおいしいソースでキャベツと一緒に食べてしまったがために豚が絶滅することはないんだろうか、なんて考えたりしてしまう。
そうだ、ウナギだって今ややばいくらいに数が減ってしまって高い金払わないとなかなか食べられないじゃないか。
ひょっとしてもう、ウナギを食べることはできないのか・・・。
地図アプリを見ているだけで、新年早々ほうくの悩みは尽きないのである。

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コメント

前から思っていたんですが、ほうくさんの語り口って井之頭五郎と似てますよね。
新作アルバムのネタにいかがでしょう?(笑)

○アコギ太郎さん
なるほど井之頭五郎ね・・・。

誰ですか???

謎を解いてから考えます!

チェックされる際は原作ではなく、ぜひテレビ版(DVDあり)を!

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