こたつ
最近こたつを出している。
もう何年もこたつなんて出してなくて、電源コードだって探し出してきてやっとつなげたりしたのだが、「こたつに集まる」というような情景を想像してつい出してしまった。
しかしこたつは怠惰になる。
一度入ると出られない。
眠くなる。
昔同級生の部屋に行った時にこたつで手を伸ばせばすべての用事が済ませられるという非常に機能的な配置になっていて感心したことがある。
しかし高校生の部屋と家族が集まるリビングでは状況が違うようだ。
不思議なことだが部屋で暖房をきかせているのに、電源の入っていないこたつに足を突っ込んでいても出るのがおっくうになる。
どういうことだろう?
こたつに引き込まれているのだろうか?
もう立春を過ぎたというのにまたなんか寒波が来るらしい。
寒いのは苦手だ。
とても苦手だ。
冬に生まれた割には寒さに弱い。
大体寒いと腹の調子が悪くなるのだ。
あの大学受験の時、数学の時間でずーーっっと腹が痛くて痛くて痛くて、たとえ絶好調だったとしても結構厳しい戦いだったのにそんな状況で案の定玉砕したのを思い出してしまう。
こたつに入ってみかんを食べた日々。
こたつに入ってトランプなんかをして楽しかった日々。
こたつは家の中心で家族の、友だちの結びつきを強めてくれたはずだったのだ。
でも・・・。
強力なガスファンヒーターのおかげで子供たちはそのへんで自分のことに熱中し、こたつでごろごろしているのはほうくだけ、という感じになりつつある。
やっぱりこたつはしまって春を目指すか・・・。
よし。
明日片づけよう。
いや、寒波が過ぎてからだ。
春は遠い・・・。
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