世界で一番
若い頃って簡単に言うよね。
「体力では誰にも負けません。」
とか新入社員のあいさつでそんなことを言っている奴とかほうくは驚いて見ていた。
一体その自信はどこから来るの?
根拠は何なの??
「君を世界一幸せにするよ。」
口が裂けてもこんなこと言えないが、あなたは言える?
大体「世界一幸せ」って一体なんだ?
どうすれば「世界一」なんて言えるのか。
「幸せ世界選手権」とかあるのか?
そこで優勝したら世界一なの??
その判定基準は??
人間は生物として他者との競争を遺伝子に刻み込まれているようだが、それにしたって一体・・・。
新入社員の頃、その時の上司がほうくと同期の奴のことを語りこう言ったもんだ。
「いいか、お前はあいつとはライバルなんだ。」
しかもその同期の奴もなんかの時にこう言ったもんだ。
「お前には負けないからな。」
いやいやいやいや。
いやいやいやいや。
そもそも競争とかしてないし。
ほうくは負けるの嫌いではある。
しかしそれは「同じ競技をしたときに」という前提がある。
違うことをしているのに
「お前はあいつより優れている。」
とか
「お前はあいつほどではない。」
とか言っている根拠が分からない。
まあ、そういう点では世間に存在する人事評価システムは全否定になってしまってサラリーマンとしてどうかということではあるが・・・。
だからこう言って。
「君をすごく幸せにするよ。」
とか
「体力はまあ、結構あります。」
とか。
「世界一」とか名乗る奴は全人類の全員と勝負して勝ってくれ。
そうそう、だからサッカーのクラブ世界選手権、トヨタカップで例えば3位とかになっても頼むからマスコミの皆さん
「世界3位」とか書かないで。
それは「大会3位」でしかないんだから・・・。
そんな何の役にも立たないことばかり考えているからブログの更新も進まないのかもね・・・。
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コメント
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昨今気になる「世界一」の同類語として「ぜったい」とか「神」とか。。。
聞いた瞬間、言質を取りたくなる私は意地悪?
「その世界って半径何メートル?」
「アータの住んでる世界でかな?」
「何教の神さま?」
…そろそろ大人になろうと思います
投稿: Tommy | 2011/11/19 02:29
○Tommyさん
最近言葉がインフレ化してますね。
あ、そうそう。
先日はどうもお疲れ様でした。
また行きましょう。
子供のままでね。
投稿: ほうく | 2011/11/28 00:39