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夜更けのスモーク・オン・ザ・ウォーター

由紀さおりの「夜明けのスキャット」がアメリカで大ヒットしているらしい。
ここに来てのブレイクは素晴らしいの一言だ。
やはりあの素晴らしい澄んだ歌声が言葉の壁を超えたのだろう。
一度だけカラオケで「夜明けのスキャット」を歌ったことがあるが、出だしがうけただけで残りの時間がつらかったのを覚えている。
あの曲を歌い切るにはやはりあの歌声が必要なのだ。

というわけで、何が「というわけ」なのかさっぱり分からないだろうが久しぶりのオフ会が開催された。
今度も最近同級生が始めた浜松町のおでん屋が会場だ。
初めて訪れた店でかつての同級生が完全に店のおやじとなって働いていた。
ちょっと前まで有名企業のサラリーマンだったとは思えない貫禄だ。

そんな中、ほうくは7人が集まるものと思っていたのだが、集合時間から30分は幹事と二人きりだった。
きっとちょっと遅れてくるのが今はかっこいいのだ。
きっとそうだ。
ほうくも次回は何となく遅れて行こう。

今回もまた新たなゲストが数名いた。
その中にひときわ異彩を放つ男がいた。
中学の頃同級生だった彼は、背が高く、なんか独特のオーラを放っていた。
何だろうこの威圧感。
きっと布袋寅泰とかが目の前にいたらこんな感じなのかも。
背は高く、体は絞られ、革のジャンパー的な感じのものを来て目つきが怖い。

しかしこのIは実はとても優しい男なのだ。
中学に編入したばかりのほうくを家に招いてくれて一緒に卓球をしたことがあるのだ。
本当にこの中学・高校では皆さんの親切が心に響いたものである。

でもこのIはなんか良く知らないマニアックな格闘技をやっているそうで、
「拳銃を突きつけられた時」の対処法などをがんがんやっているらしい。
この日本で、しかも一般市民である者が拳銃を突きつけられる可能性が果たしてどれほどなのかは知らない。

いや待てよ?
ひょっとしてこのI、ぼくらの知らないところで悪の組織「死ね死ね団」と戦ってくれているのか??
そうだ、きっとそうに違いない。そうでないとそんな専門的な実地の格闘技をやっている意味が分からない。

そんな楽しい時間を過ごしながら、実は一人、完全にこの日の予定を忘れていた男がいた。
彼が銀座から動かないと言うので、我々六人はタクシーで移動。
銀座のカラオケスナックに突入。

ほうくは左を蟹江敬三似の自称ジャン・マイケル・ビンセントに、右をお店のいずみちゃん(年齢は先輩)に挟まれ、楽しく飲むことになった。
とにかく蟹江敬三が話に出ただけの曲を次々と予約してしまうので大変だった。
いずみちゃんは「後ろから前から」を歌わされていた。

ほうくはいずみちゃんの右に座ったIがハードロック、ヘビメタ好きというのを思い出した。
Iはディープパープル、レインボーのギタリスト、リッチー・ブラックモアのファンだったのだ。
ということでレインボーの「アイ・サレンダー」をほうく史上初めて歌い、完全にキーが合わず玉砕。
しかし「スモーク・オン・ザ・ウォーター」は若い頃に調子に乗って一度歌ったことを思い出した。

当時は歌えたような気がしていたのだが・・・。

あんなに全力でディープパープルを歌うなんて・・・。
これもまた歌い終わって後悔・・・。
そして衰えていく自分を自覚、夜の銀座を後にすることとなった。

今回のオフ会は多少一体感に欠ける展開だったが、これに懲りずまた行くぜ!

あっ。

誘われればだけど・・・。

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コメント

布袋寅泰とは、言い得て妙ですね。
因みに私は中高の6年間では、1回も会話したこと無いかも。


ところで、今回はオフ会というより、プチ同窓会でしたね。これもまた楽しいけど、殆ど徹夜の飲みはキツクなってきました・・・

でもまたやりましょう

贅沢を言うなら、もはや午前様の飲み会はそのあと2日ぐらい休みがないと復活しなくなりました

次回はまた原点に戻るもよし、ですね
お疲れさまでした!

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