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片づけ

大学に入ったばかりの頃、部活で同期の連中とほぼ初めて飲みに行った。
場所は渋谷だったが、同じ新人の女の子たちも一応誘ったりしたような気もしたが多分全員に振られたのだろう、男だけ4人の飲み会となっていた。

そこで酔っ払った奴が女の子たちに電話をかけようと言い出した。
そいつの特技はみんなの電話番号を暗記していることだった。

恐ろしい奴だ。
まだ知りあってそれほどたっていないのに男も含め同期の全員の電話番号を完全に暗記していた。

ということで電話大会になった。
全く恥ずかしい限りだが、みんなで店の公衆電話に行きそこから電話をかけた。

「今何してたの?」

まるで変質者が言いそうなセリフで次々と電話をかけるその男K。
まあ、それは良くある大学生のバカな姿ではあったが、そこでほうく衝撃の事実を知るのだった。

「今何してたの?」

の返事が

「部屋の片づけ

と答えた子が複数いたのだ。

「部屋の片づけっ????」

さすがにみんな女の子だ。
男子校に4年間通ったほうくには想像できない回答だった。
それって「わざわざやること」なんだ・・・。

ということで今、休日のたび、いや会社から帰ってきてもだが来る日も来る日も「片づけ」をしている。
やっとほうくも大学一年の女子並みのレベルになってきたようだ。

とにかく片づけがそれほど好きじゃなかったほうく。
なぜか。
それは結構「完全主義」だからだ。

もう、片づけなんか始めちゃった日にはそれがほぼライフワークとなるくらい完璧にやりつくさないと気が済まないのを自分で分かっているからなかなかしないのだ。

そして片づけ始めちゃったのである。

断舎利と言えば聞こえはいいがとにかく整理が毎日の仕事になっている。
バカみたいに録画したDVDも整理し始めた。
着なくなった服はとにかく売りに行き、子供のおもちゃを売りに行き、たまった雑誌をゴミに出し、昔の荷物を整理し・・・。

しかし整理しても整理しても一向に変わった感じがしないのだ。
捨てても捨てても家族が何かを買ってきて物を増やしていくのだ。

「整理するために収納ボックスを買おう」

まで言い出す始末である。
物を買ってどうするんだということだ。

そういうことで今相当忙しい。

毎日毎日ハードディスクにたまった録画を見ながら部屋の片づけ、あるいはトレーニング、レッグマジック、ロデオボーイ、新聞の整理、ブログの更新などを組み合わせながら過ごしているのだ。
忙しすぎて飲み会に行く暇もない。
この他にボウリング行ったり、ゴルフの練習場に行ったり、近所の温泉に行ったり、読書をしたりしなければならないのだ。

いやまあ、別に義務ではないんだが・・・。

そんなことで片づけの毎日だ。
死ぬ時もむくっと起き上がって布団畳んでから死にそうだ・・・。

まだまだ整理することが多い。
自分が整理されないように気をつけよう。

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コメント

当時の若い女子大生が言いそうな感じですよね。
でも… 本当なんでしょうか?「お部屋の片付け」って。何か女子にしか分からない隠語ですかね?
本当は男性には聞かせられないような行動を「片付け」と言ってるとか…

「おはよう! ゆうべあれからどうしてた?」
「うん、お部屋のか・た・づ・け
「えーっ? 私もしちゃったぁ!」
「うそー。誰にも言わないでよ」
「言えないわよー」

みたいな。
あるわけないね 失礼しました。

整理整頓 苦手なんですよね〜
何が原因なんでしょうね
親の躾かな〜

捨てるのは、いいですね
でも貧乏性なんで中々捨てられないんだよな〜

昨日、Kとメシ食べたよ。
Kの会社卒業祝いに。
Kもほうくが企画してくれるのを楽しみにしてたよ。
ほいじゃあ。

○Tommyさん
今も謎なだけにその真相は分かりません。
一体独りきりの部屋で彼女たちは何を???

○とっき〜
整理整頓をしているのではないのです。
片づけなのです・・・。
私だって決して得意ではないのです・・・。

○色爺さん
お久しぶりです。
このコメントのおかげで忘年会プロジェクト、動き始めました。
またその時にお会いしましょう!

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