そうだ、行こう
灼熱の京都へ行ってきた。
このくそ暑いさなかに何をしに行くのだと思うかもしれないが、一応の目的は親戚の墓参りである。
京都は昔から親戚が住んでいて夏休みに遊びに行ったりして何度も行った土地である。
会社に入ってからもお客さんの外国人を一日観光バスに乗せて案内したこともある場所だ。
しかし子供たちにとっては以前、納骨の時に行ったきりなので京都は完全に初心者だ。
夏休みだし、ここは京都観光旅行に繰り出すことになった。
とりあえず日程を決めるとネットで宿探しである。
ほんとに宿探しに関して言えばネットでいろんな条件を指定して検索できるので便利だ。
今回の検索のポイントは「1泊2食付」である。
京都ならどこでも食べられるということはあるのだが、今まで旅行と言えばバイキング付のホテルしか泊まったことのない子供たちである。
ここで外で食べるということになるとあれが嫌い、これが嫌い、あそこがいい、ここは絶対いやだ、と限りなくストレスのたまる状況が必ず出現する。
有無を言わさず食事つきにしてしまえばもう、食べ物はそれしかないのだ。
外に出なくていいし。
そして京都駅周辺、ということにした。
荷物があるので駅に近いほうが便利だし、早く荷物を置いて動きたいからだ。
そして観光は市バスと地下鉄で回ることにした。
レンタカーを借りる手もあるが、やっぱり実際の京都の匂い、暑さ、空気をじかに感じたいからだ。
ま、これはほうく自身の希望だけどね。
ということで乗り込んだ京都。
やっぱり暑かった・・・。
ものすごく歩いた・・・。
バスが分かりにくかった・・・。
しかし最初に行った龍安寺。
あの有名な石庭を扇子ばたばたあおぎながら見ていたが、やはり不思議に落ち着く。
単に石が並べてあるだけの庭なのに、
「いいな。やっぱり。」
と思ってしまうのだ。
この趣というか風情というかワサビ、じゃないわび、さびの世界というか、日本っていいなと思えたのだ。
もう一ついいな、と思ったことがある。
バスの中に京都の女子高生のグループが乗ってきたりすると、その会話で話される京都弁。
前から京都弁にはかなりの弱点を持っているほうく。
残念ながら京都弁を話す人とお付き合いをしたことはないが、もし自分が高校生だったら、京都で高校生をやりたい、と心の底から思ったあほ丸出しのほうくだった・・・。
つづく。
かも。
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