壮行会

先日、友達の壮行会をやった。
関西のほうに転勤なのだそうだ。
片道切符らしい・・・。（おっと本人は認めてなかったっけ。）

おもしろいもので、だからといってその話題で持ちきりになることなんてない。
その前に同期の奥さんが亡くなった話もあったしみんなにいろいろなことが起きる年代になってきているのだ。

それでも集まればやっぱり10数年変わらない冗談や突っ込みの応酬となるわけである。

しかし壮行会といったって、結局店の予約も全部本人にやってもらっちゃったし、しかも他の人間で当人の分を持つわけでもないし、やっぱり口実に過ぎないことがはっきりした。

そもそも関西へ転勤、っていったって普段みんな東京近辺に住んでいたって滅多に会えるわけでもなくもっぱらメールでの連絡なのだ。
年に1，2回しか会わないなら関東だろうと関西だろうとあまり変わらない気がする。
ネットによってつながっている、という実感があるせいかあまり感傷的な雰囲気もない。

「永遠に・・・」
とかそんなことばっかり言っていたし。

その昔ほうく自身も海外に滞在していた時期があり、やっと終わって日本に帰ってきた時も
「意外と早かったな。」
なんてみんなに言われて慰労の言葉も何もなかった。
まあ、それはそれでいいんだろう、きっと。

ということで年に1，2回くらいしかないのにほんの仕事帰りの一杯的なゆるい感じで壮行会は終わった。
最終にぎりぎりだったのでほうくも酔っ払いながらとっとと店を1人で出たので激励の言葉も何も言うことができなかった。

もともと言うつもりもあったか疑わしいが・・・。

そんな壮行会。
関西に行ったからって参加しない口実にはさせないぜ。