悪貨は良貨を駆逐する
人の結婚式に出たりとか、街中を歩くカップルなんかを見ていると気がつくことがある。
「なんでこんなにきれいな(男前な)人とこんな人が・・・。」
要するに組み合わせのことだ。
美男美女のカップルにはほとんどお目にかかることはない。
ほうくの周りにもほとんどいない。
しまった、それは言い過ぎた。
何組かはいる。
それで勘弁して。
自分たちを美男美女のカップルだと思っている人たち・・・。
でも一般的にも美男美女のカップルはそう多くないんじゃないかな?
しかし実はこれに関しては明快な説明ができるのだ。
ほうくが考えたわけではないが・・・。
その説明をその昔、何かで見たか、あるいは読んだか聞いたかで定かではないがあまりにも納得できたのですごくよく覚えている。
なぜ美男美女のカップルは少ないのか?
これは生まれた時の環境が大きな影響を与えている。
男の側に立って説明すると良く分かる。
まず簡単に男を「美男」と「平凡」に分けよう。
美男の母親は基本的に美しいことになる。
つまり美男は子供の頃から毎日毎日美しい母親を見て育ってきているのだ。
そうなると成長してきて異性に興味を持とうとしても、母親と同等以上の美しさを持つ女性でないと興味が出にくい、ということになるのだ。
(個々の事情は省略して簡単にしている。よって自らの顔を武器に「不誠実に」多くの女性と付き合う場合は典型例としない。)
一方、そうでもない平凡な男はどうだろう。
母親もつまりそうでもない平凡な感じだ。
毎日毎日その、「そうでもない平凡な」母親を見て育ってきた。
必然的にハードルが下がっている。
成長するにつれてわくわくしてくる。
なんたって周りはかわいいと感じるこばっかりなのだ。
楽しくてしょうがない。
ここで競争力に差が出てくる。
美男は自分自身が好意を抱く女性が必然的に少なくなる。
そういう機会も少ないので自身のアプローチ経験値も低い。
一方、平凡はとにかく周りに自分にとってかわいい子がたくさんいたわけだから嬉しくて楽しくてたくさんアプローチをかけると想像できる。
たとえうまくいかなかったとしてもその経験の積み重ねは大きい。
失敗経験のフィードバックの回数も「美男」なんかの比ではない。
「みてくれ」以外のアピールも研究しつくされているのだ。
(ひどい経験をして落ち込んで気力をなくした場合を除く)
1人の美しい女性がいたとする。
美男にとってはもちろん好意を抱く確率は高いが、その「切実度」「ボルテージ」はそこまで高くない。
ところが「平凡」にとってその女性は信じられないほど美しく、その「ボルテージ」は極限まで高まる。
こうしてその迫力、気力の差、そして経験値の圧倒的な差による明確な競争力の違いによっていわゆる「美女」は「平凡」と結ばれる確率が高くなる、ということなのだ。
結果としていいもの持っているのに敗れ去った「美男」も「平凡」と一緒になる確率が増える。
つまり「美男美女のカップル」は奇跡なのだ。(結論をかなり簡単にしています。)
分かったかな。
もし「美男美女のカップル」なんかに遭遇したら、貴重な経験だ。
日記に書いておこう。
大体、披露宴で美男美女のカップルだったりしたら腹立つだろ?
そんな奴らにはきっと裏があるんだ。きっと。
「そんな奴ら」とか書いてるけど・・・。
これが「グレシャムの法則」だ。(全然違うかな?自分で調べよう!)
試験に出るよ。
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