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交流

1人でボウリングをすることが多いほうくだが、回数を重ねるごとに分かってくることがある。

会社帰りに寄ったりするので基本的にスーツ姿で登場し、しかも1人で準備を始めるのでボウリング場ではかなり目立つようだ。
しかもあの手に巻くやつ(ほうくはマングースというのを巻いている)をつけているのでその違和感たるや相当のようなのである。

隣の団体が若者の集団だったりすることも多い。
当然ちらちらこっちを見ている奴がいることももちろん分かっている。
そうすると必ず1人同じような奴が出てくる。
ハウスボールを無理やり手をひねって曲げようとするのだ。

それはもう、笑っちゃうくらい毎回同じような奴が必ず出てくるので慣れてしまった。
一応つまり横のほうくを見てボールを曲げてみようと思うのだろう。
無理やりだが結構な回転をつけるのでいいところにいくと驚くほどピンが倒れて盛り上がっていたりする。
でも結局コントロールができないので最初からガターになったりするのだけど。
実際に実験してみるそのチャレンジスピリットには敬意を表するとしよう。

しかし残念ながらハウスボール(ボウリング場に置いてあるボールのことね)では限界があるのだ。
ボウリングをうまくなりたいと思ったら自分のボールを買おう。
ま、ここに自分のボールを持っていてもそれほどうまくない奴もいるけどね。

ということでことさらに注目されるサラリーマン・マイ・ボーラーのほうく。
しかしストライクを連発しているときは(滅多にないけど)「やっぱりうまいな。」という空気はあってもそれ以上の反応はない。

大きな反応があるのは難しいスプリットを取るときなのだ。

例えば良くあるのが6,7,10番残り。
○   ○
    ○
こんなやつね。ちゃんと表示できてるかな??

ある時結構元気にボウリングをしていたおっさんおばちゃん集団と同じボックスとなった。
全然こっちとは関係なく陽気に騒いでいたのだが、上のスプリットを取って小さく小さく、胸の前でちょっとこぶしを握って喜んでいたら、突然後ろのおばちゃんが拍手してでかい声を出した。
「じょうずねぇ!あら、思わず声出ちゃった、やだ~!!」

すっごいおばちゃんだったがきっと実年齢ではそんなに差がないと思う。
「ありがとうございます。」
ととりあえず言っておいた。

あとはこれもよくある4,9番残り。
    ○

こんなやつ。
これもとった時に横で後輩らしき男性と二人でやっていた30代くらいのお兄さんが
「うまい!うまいっすねぇ!」
とハイタッチを求めてきたので
「ありがとうございます。」(基本的に敬語)
とハイタッチしながら応えた。

そんななんとなくの交流が何かの機会にあったりする。
心温まる話だろう?
独りで遊ぶのも悪くはないね。

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コメント

私も今は半引退状態ですが、かつてかなりハマった口です。

今は亡き東京タワーボウリング。最後までスコア手書きでした。
たしか5〜6年前まで健在だったはずで、昭和(それも40年代!)の香り漂うレストランが何食っても妙にうまくてね。。。

30回通ってスタンプが貯まるとマイボールを作ってくれるサービスがありまして、ついに達成して穴を開けてもらった時は感激したもんです。
やっぱマイボールは全く別物ですね。

その後、マイシューズをSports Authorityで買ったのは言うまでもありません。
…買うかな、マングース

○Tommyさん
マイ・ボールは一時2つ持ってました。
新品を買って穴をあけたのと、友達の中古のボールをもらって穴を埋めて自分の指穴をあけたやつです。

残念ながら去年、自分で初めて買ったボールはあけてみたらぱっくり割れていて永眠しましたが中古再生ボールは健在です。
自己最高記録も中古のほうで出ました・・・。

買ってくださいマングース。
ぜひ。

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