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これくらいの年齢になるとある程度の顔のパターンは経験してきているようだ。
昔、日本人の顔を8種類くらいに分けて解説した本があって結構興味をひかれたものだが、自分の記憶にある程度パターンが入ってしまっているようなのだ。

今の会社の中でも結構知った顔が、「知った顔」というのは要するに自分が知っている人に似ている顔のことで、それを見かける。
社内なので普通にすれ違うことも多いのでそういう人には自分の中で勝手に名前をつけている。

(おっ、亀井静香だ。どうなってんだ、新政権!)
とか
(あっ、ミニTommyさん、今日のベストはいい色だね。)
とか
(石井一久、昨日のピッチングはイマイチだったぞ。)
とかである。

その他にも大学の後輩のK保とか、前の会社の友達のY川とか似ている人が多くて結構笑える。

しかもそのことは誰にも話さず密かな楽しみにしているのだ。

有名人に似ている人は周りから言われることもあるだろうが、こっちの個人的な知り合いに似ている人は他に言う人もいないので独りで楽しむしかない。

そう言えば女性陣の中では人の話とか結構好きだが、やっぱり
「あの人はだれだれに似ている。」
とかいう話をするのだろうか。
きっとするのだろう。
ほうくは一体どんなことを言われているのだろう。
それとも全く話題にもされていないのか・・・。

亀井静香は他にもそう感じている人がいるのだろうか。
そもそも自分の中であのおじさんは「亀井静香」なので本名も知らない。
まかり間違って会議とかで一緒になったら何かの拍子に
「ところで亀井さん」
とか言ってしまいそうだ。

食堂ですれ違う時にいつもにこやかに笑っているY川。
おかげでY川のことを頻繁に思い出す。

会社の外を散歩すると同じように散歩しているミニTommyさん。
本人より恐らく老けていてしかも背もだいぶ低いが(だからミニね)、おかげでなんだかいつも一緒にいる気分だ。

本当は隣の席に国仲涼子とかいると嬉しいんだが、まあ仕方ないか。

目、鼻、口とかいうパーツの形や配置の組み合わせでしかないからしょっちゅう似ている人に出くわすのかも知れない。
新しいパターンの顔に出会ったらまた報告しよう。
そうそうお目にかかれるとは思えないけどね。

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コメント

最近、ある業務で私を担当してくれる人がかわりました。
その人が原田知世に似てるんです。
会社に行く目的の3割は、ニセ知世ちゃんに会う事です。
ずっと私を担当してね。
そんな毎日を過ごしているおじさんです。

世の中で自分に似た人間が三人はいると言いますが、エセTommyの一人はそこにいたんですね。

…エセ富豪氏のニセモノは何と呼べばいいんでしょうか? ニセエセ富豪?? めぐり巡ってマジ富豪?!

ちなみにズボラな私は散歩はしません

○千葉県民さん
分かります、分かりますよ!
もうなんか見かけるだけでなんかちょっと幸せになれる気持ち、ありますよね!
私は社内のニセ加藤ローサをマークしてます。

○Tommyさん
今日も見かけましたミニTommyさん。
あの紺のベストがいい味出してます。
ま、ご本人はあずかり知らぬことですが・・・。
また暖かくなったら社外で頻繁に会いそうです・・・。

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