ノロわれた日
先日、体調不良だった。
最初は次男が吐き気。
次に嫁が吐き気。
そしてほうくが吐き気である。
良く分からんが「嘔吐・下痢」という症状だそうである。
聞くところによると「ノロ」とかいう奴が悪さをしているそうである。
いやあ、ほんとに気持ち悪かった。
あまりに気持ち悪くて楽になろうと思って久しぶりにのどに人差し指を突っ込んでみたのだが、激しくえづいただけで吐けなかった。
これは逆に気持ち悪さ倍増である。
すみません、なんか汚い話題で。
それどころか熱まで出てきてまたまた38度線を超えてしまった。
38.5度くらいまで出たということだ。
それで久しぶりに会社を休むことにした。
ほうくにこの悪のウィルスをうつした子供や嫁はとっくに直ってそれぞれ幼稚園や用事なんかに出かけてしまった。
一人っきりで若干の気持ち悪さを抱えつつ家でテレビを見ていた。
暇だ。
かといって何か積極的に作業をするほどではなく相変わらずちょっと気持ち悪い。
仕方なくテレビを見る。
暇だ。
こうしてみると何もすることがないというのは本当に暇だということが分かった。
子供たちもそれぞれ学校や幼稚園に行っているので本当に誰もいないがらんとした家の中である。
元気ならここでたまっているビデオの編集とか、DVDのラベル作りとか、軽くストレッチとか、ちょっとエロ的なものの鑑賞とかいろんなことができるはずなのだがそこまでの元気はない。
やっぱり人間って何かやってないと退屈なんだろうなと思うばかりである。
自分がくそじじいになった時、何もやることがなかったら一体どうなんだろう?
ネットで出会い系で怖い怖い女にひっかかって死んでしまうのだろうか?
それとも道を歩いていていきなりひき逃げにあって死んでしまうのだろうか?
なんか不慮の死を遂げることばかり想像されてしまうが・・・。
今は元気になってまたいつもの忙しい毎日に戻ってしまった。
あのぽっかりとあいた「何もない」という一日。
不思議な感じがするノロわれた一日である。
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