ドリーを眠らせ、ドリーの屋根に雪降り積む
先日、スキー旅行へ行ってきた。
去年初めて家族でスキー旅行に行き、子供たちにもそれなりに好評だったので調子に乗って第二弾、ということである。
前回は2月の終わりだったが、雪も少なくてやはり温暖化の影響か、なんて考えたりしたが今年はなんと大雪だ。
それもかなりの大雪。
新幹線で越後湯沢まで行ってそこからもホテルのシャトルバスとローカル線を選べることになっていたが、ローカル線は大雪のため運休。
越後湯沢に降り立ったすべての客がバス乗り場に向かって大勢が荷物を持ったまま雪の降る中に立って待っている状態だった。
なんだかバス乗り場のお兄さんの整理も良くなくて、言っていることは聞こえないし、バスのことを聞いても要領を得ないし、という具合。
しかも突然
「バスは1時間待ちです!」
とか言い出して待っている人たちをパニックに陥れた。
結局10分くらいしてバスは来たので何とか乗り込んでホテルに向かったが一体あいつは何だ。
道も大雪のため、信号にも雪が50センチくらい積もっている。
バスの両側もバスより高い雪の壁に挟まれていてまさに雪国に来た、という感じだ。
ホテルに到着してなんとか荷物を下ろすと、ホテルの前はかつてほうくが大学生時代に初めてスキーに来た上越国際スキー場が広がっていた。
早速スキーをレンタルして、長男のドリーほうくJR.をスクールに入れる。
次男は幼児用の雪遊び施設のキッズパラダイスに入れて雪遊び。
次男は嫁がみているのでほうくはその間にスキーをしようとリフトへ。
ここで問題が発生した。
ブーツが死ぬほど痛い。
とにかく左足のくるぶしが想像以上の圧迫を受けて痛い。
ということで普段の実力を発揮できず(まあもともとへたくそなんだが)、かろうじて激痛に耐えながらボーゲンで降りるくらい。
全然楽しくないので2回くらい滑ってから長男のスクールを観察することにした。
もともと適度に疲れて温泉に入るために来ているのだからスキーができなくても全く気にならない。
しかし雪が途切れずにがんがん降っているのでビデオの長時間の撮影ができない。
今回はまあ適当にあきらめることとしよう。
夜の温泉はとろとろに溶けたが、客が多くてちょっと混雑。
露天風呂もすくのを待って入ったが、久しぶりの雪見風呂にちょっと感動した。
当然こっちはナイターなんてやらないんだが、ホテルの中から照明に照らされた雪の舞い散るナイターゲレンデが幻想的に見えていい雰囲気だった。
食事もまあまあおいしくて、当然バイキングなんだがそれなりに満足できた。
それにしてもあのブーツは何だろう。
あのメーカーはほうくのような足の幅の人を一切受け付けない作り方なんだろうか。
翌日は靴下を重ね履きして緩和しようとしたが全くだめでやはりくるぶしに痛みが。
結局1本だけボーゲンで降りておしまい。
今年はミスター・ボーゲンだった。(も?)
ただ雪景色は普段の生活では見られないので、非日常世界としてそれなりに堪能。
来年はどこへ行こうか。
ほうくの能力を引き出すようなブーツじゃないと無理だけど。
人生とは旅であり、旅とは人生である。
中田英はそう言ったが、改めてこう言おう。
人生とは温泉であり、温泉とは人生である。
深すぎる・・・。
コメント
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いいですねぇ…そろそろ温泉行きたいなぁ~。
私は最近、仕事に行った先で温泉(orスーパー銭湯)を見つけては入るということをやってますが、「極楽湯」はなかなかです。
たぶんチェーンですけど。
寒い季節の露天とかサイコーですね
投稿: Tommy | 2010/01/26 03:12
○Tommyさん
いやあ、雪の降りしきる中、吹き込んでくる雪を眺めながら温泉入るの、気持ちよかったです。
屋根ない場所とかあれば更に良かったんですけどさすがにそれはなかったですけどね。
うちの近所の温泉の出るスーパー銭湯、この時期すごく混んでます。
みんな考えることは一緒、というか最高と思えることが一緒なんでしょうね。
投稿: ほうく | 2010/01/26 19:06
その昔の、万座の雪見露天風呂を思い出すなあ。。
また行こうぜい。
その時はクルマでね。BGMはユーミンで♪
投稿: まさ | 2010/01/26 21:15
○まささん
懐かしいね、万座。
そんな映像を毎晩見ながら思い出DVDを作成中です。
車で夜中にスキーに行く。
そんなことまたやってみたいねぇ。
投稿: ほうく | 2010/01/27 18:20