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アキバの冒険

先日のオフ会は7時開始だった。

しかし金曜日の5時にセミナーが終わって解放されてしまったほうく。
オフ会の時間まで2時間もある。

仕方がないのでちょっと秋葉原をぶらぶらすると、かつて中学生くらいの頃に通った秋葉原は全く別の街に姿を変えていた。

巨大なビルが建ち、駅前の電気店はかなり苦しそうだ。
きらびやかな巨大ビルと部品なんかを売っているたくさんの小さな商店が入った駅前の古ぼけたビルが対照的で、これで雨が降って暗くなろうものなら、なんかブレードランナーの世界のようだ。
ほうくが昔小学生くらいの頃に初めてのラジカセかなんかを買ってもらった記憶のあるお店は既になく、かつて駐車場とかがあったエリアに大きなビルが2つくらい建っている。

考えてみれば昔と違って電気製品を買おうと思ってもわざわざ秋葉原に来るなんてことはなくなってしまった。
近所のヤ○ダ、コ☆マ、あるいはディスカウントショップなんかで買ったほうが距離的にも時間的にも短くて済むし、なんならネットで買ってしまったほうが安くなったりもする。
もう秋葉原は「電気の街」じゃなくなったのか?
昔なら行かない方角だった辺りに巨大なヨドバシカメラが圧倒的な威圧感でそそり建っているのが見える。

ぶらぶらしているとビルの壁に萌え萌えマップ(?)とかいうのが描かれており、どこにどんなそれ系のお店(メイドカフェ的なところ、あるいはそれ以上に怪しそうなお店)があるかが書かれていた。
歩いているとそんなメイドの格好をしたお姉さんがいたる所でビラを配っていたりする。

えらい勢いで早足で歩いている人に追い抜かれると、それはリュックを背負った年齢不詳の男でいきなり右折するとフィギュアのショップのあるビルに吸い込まれていった・・・。

電気製品が好きだったほうくは圧倒的にたくさんの電気製品に囲まれるとちょっとわくわくしたもので、秋葉原なんかは電気製品はあるわレコードはあるわでとても魅力的な街だった。
しかし、今の秋葉原はほうくにとってはだいぶ異質なものに生まれ変わってしまったようだ。

なんとなく居場所のないほうく。
仕方なくちょっと末広町のほうまで歩き、マックに入ってコーヒーを飲んだ。
今日はいてきたリーガル・ウォーカーが足にしっくりこないために左足の小指がちょっと痛い。
まだまだ時間があるにも関わらず、また秋葉原に戻る気にはならなかった・・・。

ちなみに以前アド街でやってたが昔は「あきばはら」と呼んだそうだ。
「アキバ」と言うのは間違いじゃなかったってことらしい。

さよなら、ぼくのあきはばら。

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コメント

アキバ、今や都内随一の恐ろしい場所になってしまいましたね。
オタクとパチモン電機の街という印象。

ところで、少し前の私の小宮山についてのコメントは実はイワオについてボケてみたんですが… お気付きでなかったようなのでオフ会で言おうと思って忘れてました。

私にとっての秋葉原は石丸電気、それもレコード館みたいな別館。

LPを買うときは石丸電気でした。

スタンプカードかなんかで、結構割引が大きかったんです。


最近では秋葉原には合コンで行ったきりだなあ。

パセラっていうカラオケボックスの秋葉原店は面白いよ。男だけでは行く気にならないけどね。

○Tommyさん
なるほど。ほんとに全く気がつきませんでした。
その記憶とこちらの記憶が重なれば分かるんですけど、ロッテの小宮山も変な投げ方と言えばそうかなってところだったので・・・。

○千葉県民さん
確かに石丸電気でよくレコードを買いましたね。
今と違って音楽は自分で買いに行かないと行けなかったですからね。
よくあの黄色い袋に入れたLPを持って帰ったものです。

懐かしい。
あの頃の秋葉原・・・。

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