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教習所の悪夢

自動車教習所に通ってその後晴れて免許を手にしたときに思った。

みんなどうして教習所の話題を話そうとしないのか、と。

結構いろんなことが起きてネタになりそうなところなのになぜか教習所の話をする人が周りにいなかった。
ほうくが免許を取ったのは大学生の頃だったのだが、意外にみんな既に免許を持っている人が多かった。

とりあえずわけも分からず近所の教習所に申し込んで通い始めたはいいが、どんな風に進めていいのか分からずとりあえずバカみたいに講義ばかり聴いていた。

講師は何人かいたが、その中でもそれなりにベテランで話も面白く、話し方もソフトな男性の、恐らく当時30代くらいの教官A(仮名)の授業が楽しかった。

しばらく講義ばかり聴いていたら、2回目に乗った教官に
「がんがん乗らなきゃダメだよ。」
と言われてしまったので、それから実技もがんがん入れ始めた。

その教習所は日付と時間で申し込むと勝手に教官をコンピュータで割り振られるシステムだったのだが、ある日その教官A(仮名)が担当となった。

好印象を持っていたので、その日は明るい気持ちで乗り込んだのだがその教官A(仮名)、びっくりするほど厳しく、ぶっきらぼうで必要以上にプレッシャーをかけてきたので、いつもできることまでできなくなり散々な感じでなおかつハンコももらえなかった。
教室での印象とあまりにも違うことに呆然としながら無駄に1時間経過したことを無念に思っていた。

別の日に教習所のロビーの椅子に座っていると、後ろから若い女性2人の会話が聞こえた。

「ねぇねぇ、今日私教官A(仮名)よ。」
「あら良かったじゃない。教官A(仮名)って優しいし、いいわよね!私も好き!

耳を疑う会話がされていたのだ!

そうか。
あいつ(教官A)があれほどまでに不機嫌だったのは若い女性じゃなかったからなのだ。
若い女性にはそれこそ必要以上に優しく、手取り足取り教えておいて、男が来るとあの態度だったのか!

大学生だったほうく、教習所で人生について学んだ日だった。

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コメント

教習所といえば、私には兄を経由した変なコネがあったので、一人の教官を専属にして規定時間で終わらせてもらったことが思い出です。

全然うまくいかなかった実技もハンコをもらえました。別な時に集中して苦手技術のクリアに時間を費やして帳尻を合わせました。

恩恵をこうむりながらも幼心に「ズルイ仕組みだ」と思いました。

高校を出たばかりの人間にとって、確かに教習所でのアレコレは「人生について学ぶ」機会だったように思います。

ズルいやり方とはいえ、私もコネの大事さを思い知らされました。

ついでにいえば、教習所で知り合った女の子には、私のズル待遇を批判され、お近づきになれませんでした。

「余計なことは内緒にしておく」ということも教習所で学んだわけです・・・。

今や若者は免許を取らないらしいですね。
おかげで教習所はあの手この手で顧客確保に知恵を絞っているとか。

どえらい態度のデカイ教官とか、私たちの世代まではマニュアル(MT)必修だったのでツッコミどころだらけだったせいもあるんでしょうが、結構いましたよね。
私はそんな時、「かわいそうな動物園のトラが吠えてる」と思ってやり過ごしておりました。

○エセ富豪さん
さすがですね。
なんか昔からひょいひょいとうまいこと切り抜けていくイメージが定着してますよね。

ああいうおじいさんも学生も一律で同じことを学ぶ場所っていろいろと感じることも多かったですよね。

○Tommyさん
さすがTommyさんの場合は人間ができているというか、なんというかその冷め方がいいですよね。
それにしても免許を取る人も減ってきているとは、なんか変わってきてますよね。
昔は免許センターで1日にこんなにドライバーが大量生産されているのかとちょっとぞっとしたものでしたけど。

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