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新型インフルエンザとスポーツ観戦

さてと。

こういう状況になると不特定多数の人が集まる場所になかなか行きづらい。
特にコンサート会場や各スタジアム、ライブ会場、バーゲン会場など。

どこで鼻の中にウィルスを投入されるか分からないし、誰かのくしゃみとかで飛んできたウィルスがちょうど前歯の付け根くらいにくっつかないとも限らない。
そんなこと言い出したら電車の中の吊革だってなかなかつかむのがためらわれるし、ましてあの銀色の棒なんて表面に数百万単位のウィルスが付着しているのではないかとすら思われてしまう。

でもそんなこと言い出したらどこにも行けないし、何の活動もできなくなる。

親は普通に会社に行き、子供は普通に毎日小学校や幼稚園に行くのである。

マスクしろったって、幼稚園児がウィルスが入らないようにきっちりとしたマスクをできるかと言えばムリだろ。明らかに。
そもそも次男が今してるマスクだって顔より大きくて隙間がガバガバだ。
手洗いだって親指まで、なんかこう回しこんでぐりぐり洗うかというとムリだろ、そんなもの。

そんな報道をテレビでしているのだが、日本国民みんなができるのか??

今回の場合、症状がそれほどでもないという点が唯一パニックを引き起こさない要因だと思うが、これで
「かかった人は70%死ぬ。」
とか言われたら明らかに大パニックだ。
しかも拡大をほとんど防げないことが判明した。
日本は明らかに他の国と温度差があるのではないかくらい騒いでいるのに、だ。

症状が大したことないという時点でアメリカなんて明らかに対策を適当にしているし。
マスクなんてして歩いているのは日本人くらいらしい。

そんな状況だと非常に行きにくいのだ、スポーツ観戦。
一体いつになったら沈静化するのか分からんが千葉マリンに行こうと思ってもなかなか厳しい。
マスクとか手洗いとか風船禁止とか、そんな些末なこととは無関係に非日常世界に浸ろうという目的が達成できない。

野球を現場で見たい。
カメラが捕らえる以外のところ、ファウルボールをおっさんがナイスキャッチするとか、M☆SPLASHのお姉さんたちがかわいいとか、あそこの売店はうまそうな匂いがするとか、どこのビールの売り子のお姉さんはレベルが高いとかそんなことを感じたいのだ。

サッカーのスタジアムもそうだ。
実際にぶつかり合って出る音や、痛そうな声、そんなのはテレビでなかなか出てこないし、横のおっさんの息遣いや後ろのお姉さんのいい匂いとか、テレビでは不可能だ。

そんな場所をほうくから取り上げていくなんて・・・。

ということでそのうち国から
「それなりに安全宣言」
または
「もう、ちょっとあきらめました宣言」
あるいは
「それほど危なくないぞ宣言」
など出してくれると期待している。
そうじゃなきゃ、みんなが外出しなくなってますます経済が沈滞してしまう。
経済の心配より個人の切実な楽しみの問題なんだけどね。

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コメント

今日の書き出しの文章力、実に味があって正直言って敬服です。お世辞ぬきで。
まったく無駄がない、余計な前振りがまったくない。。。
これがきっとネット上の正しい表現かもしれない。
目からウロコだ。
名文です!

○エセ富豪さん
いやぁ・・・。予想外のお褒めのお言葉、ありがとうございます。
プロの方にそんなに言っていただけると光栄です。
しかしその伝わっている良さが自分では・・・。
わ、分からない・・・。

そんな感じで。

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