さらば本屋
うちの近所の本屋が閉店した。
駅の回りに開発なんかの関係で何度か場所も変えながらだったがずっとあった本屋だ。
駅からうちに帰るとき、その前を通るのでいつもその存在だけは認識していたのだが、先日その店先に張り紙がしてあった。
「31年間ありがとうございました。」
とかそんな内容だったと思う。
人間の記憶というのは適当というべきか、ほうくの意識の中ではこの本屋は「新しい」ものだった。
それはつまり自分がそこに「新しくできた」というのを認識した時点の思いがそのまま続いているからだ。
でももう31年もたっていた。



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