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そ、その名前?

テレビや映画、小説なんかもそうなんだが登場人物の名前が気になることがある。

勝手に名づけられているからこっちが文句を言う筋合いでもないんだが、どういう基準というか判断でその名前なの?って思うこともあったりするのだ。

大体小説の中の人物ってなんとなく自分の中で想像で人物像を作り上げ、これが日本の作品だと比較的馴染みのある名前も多いので知り合いの中から適当に人物を当てはめてイメージできたりする。
それでも自分の中の「山田」と小説の中の「山田」の人物像があまりにかけ離れていると勝手に違和感感じたりする。
そんな話をあまり他の人とすることもないので他の人がどうなのかは分からないが。


これが外国小説だとちょっと困るのだ。
そもそも名前の区別が明確につかないからね。
そんなに登場人物がいないうちはまだいいんだが、次々と新しい奴が登場したりするとなんとなく「前半に登場した奴か」、なんて思っていると実はその前半に登場した奴が、前半に登場した奴だと勘違いしていた奴と同時に登場したりして、なんだ前半に登場した奴と、この前半に登場した奴と勘違いしていた奴は別人だったのか!なんてややこしいことになったりするのだ。
大体、外国人の知り合いなんていないし、俳優にいちいち当てはめていたりするととてつもない豪華ハリウッドスター競演作品になってしまったりして逆にちょっと、って感じになる。

最初にすごく違和感を感じたのが中1くらいに本で読んだ「野生の証明」。
主人公は「味沢」って名前なのだが、中1で「味沢」なんて苗字の人に会ったことがなく、かつ読み仮名ふってなかったので勝手に「みさわ」だと思ってずっと「みさわ」と読んでいた。
映画で高倉健が「あじさわ」として登場したときは衝撃を受けたね。
ふりがなふれっ!

あとまたしてもウルトラセブンの話なんだが、キングジョーが登場する際に出てくる外人の女の科学者の名前が「アンダーソン」なのだ。
ところがダンはこれに「さん」をつけて呼ぶものだから、いちいち「アンダーソンさん、アンダーソンさん」となって非常に気になる。
なんで「アンダーソン」なのか?
別に「グリーン」でも「スミス」でも「アダムス」でもなんでもいいと思うんだが、わざわざ呼びづらい名前にしているところが気になって仕方なかったね。
「アグネス・チャンさん」に通じる居心地の悪さだ。

そこへいくと日本が世界に誇る文化、漫画の「ドラゴンボール」は登場人物の名前が中華料理シリーズであったりとかネーミングが実に秀逸だ。
逆にネーミングの煩わしさから逃れた星新一のショートショートの「エフ氏」「エヌ氏」なんていうのも記号として機能していて逆にすっきりしたりする。

ネーミングというのは商売になるくらいだからやっぱり結構大切なんだろうな。
それにしても文化人とかが寄ってたかって考えて命名した「E電」。
これほど使われなかったのもかなり珍しいね。
誰も使ってないのに意地のように駅の案内板に表示されていたが、もう表示されてないんだろうなぁ。

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