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尊敬されるとは

昨日のサッカー東アジア選手権の試合をテレビで見た。
その後いろんな記事や意見をネットで見たりした。

前にも書いたと思うが、ほうくがスポーツを好きな理由は、そこにルールが存在しそれを参加者は守りつつ競技を行うからである。

ということで昨日の感想は・・・。
まず日本はかっこ良かったということ。
もう試合の内容とかなんだとかはいい。
ニュース見てちょうだい。

何がかっこよかったかと言うとあの状況で勝った、という点で。

かのフランスの名選手ジダンは、
「中国では試合はしない。」
と言ったらしい。
なぜならそこではヨーロッパで歴史を重ねた「サッカー」ではなく、恐らく防具が必要な別の競技が行われる可能性が高かったからなのだと思う。

それにしてもアジアでは、ハンドボールといい、公平に試合をコントロールする役目の人が不在な場合が多い。
「公平」という概念がそもそも欠落しているのかも知れないけれど。

その状況で、すべての逆境をはね返して勝利を収めた、という点で日本はスポーツ根性アニメに出てくる如く、とてもかっこ良かったと言える。

ただし、申し訳ないがこの大会、直前まで全く実施されることを認識していなかったし、別に「優勝して欲しい」とも思っていなかった。

やらなくてもいいじゃん。

と正直思っている。
昨日の試合の前からね。

日本にとって何がメリットなのか良く分からない。
完全にアウェーの雰囲気で試合をすること、なのかな?
まあそれなら少し分かるけど。
でも審判はアジア以外から呼ぼう、少なくとも。

「何だよ、あの審判!」

って言うのはもう次元が低すぎて見る気が失せる。
怪我だっていやじゃないか。

良く選手や監督が
「相手をリスペクトする。」
という言い方をする。
スポーツにおいては非常に重要なことなんだと思うね。
「尊敬する、尊重する。」
と辞書には書いてあるが、最後に笑顔で握手ができる、そんな試合ができるようにならないといつまでたってもアジアは尊敬されない。
「だってアジアだからな。」
なんて言われるよ、アジアの諸君。

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コメント

さすがは日本を「外」から見た経験のあるほうくさん!
その「認識されてない大会」ってのがキーワードですな。オリンピックとかの世界が注目する大会では「彼ら」はああいうことはしないでしょうね。
そのへん抜かりない気がしますな、DNAレベルで。

まあでも一番問題だったのはやはり試合を試合として成立させる人間が不在であったことですね。
2人くらい退場者が出たらさすがにそれ以上のことはやりづらいですから。

ほんとにこの程度の大会なら参加する必要ないんですけどね。

おはようございます。

お久しぶりです。
ワールドカップ予選の調整で苦労をするのは悪いことではないような気がします。ワイルドに鍛えられてこそのチームワークではないかと・・・。

中国も、反日感情が少しずつなくなる過渡期でしょう・・・日本も東京オリンピックで変わりました。

nakamuraさんありがとうございます。
そうですね、確かに鍛えられる部分はあると思います。
個人的に心配しているのは選手生命に関わる怪我ですね。
でも女子が優勝したのでよしとしますか。

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