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愛は地球を救えるか?

高校の頃、なんでそうなったかは覚えていないが、いつもとは違う課外授業のような形式で平和とか戦争とかの議論を教室で行ったことがあった。

争いごとの解決にはどうしたらいいか、というようなテーマだったと思うが、その時意見は二つに分かれた。

一つは、ジョン・レノン好きの奴が言っていた、「愛こそが地球を救う。」という意見だった。
すべての争いごとは、お互いが愛情を持って話し合えば解決するはずだ、というような主張だったような気がする。(記憶が古すぎて自信がないが。)
まだ高校生だったし、学校の塀の内側に守られた生活をしていたほうく自身もビートルズの影響を受けていたこともあり、その意見はとても賛成できるものに感じていた。

しかし反対の意見があった。
「そんなあまっちょろい感情で解決なんてできるわけがない。ソ連の兵隊が攻めてきたら家族もみんな殺されるんだぞ!
という主張だった。
これには高校生のほうく、びっくり!
こんな意見というか、ものの見方をしている奴がいることにびっくりしたし、その想定している場面についてもびっくりしてしまった。
そいつは今商社に勤めているが、まだそんなこと考えているんだろうか。

ソ連の(今はもうその名称はないが)兵隊が日本に上陸して、家族や友人たちを殺戮していくという想像が、ほうくには全く実感できなかった。
でも、そいつは真剣そのものだったし、「愛こそすべて。」なんて言っている側はその迫力に完全に押されてしまった。
もっとも、もともと「愛こそすべて。」に迫力なんてないのだからこれはこれで仕方がないのだが。

高校生の議論なので話はどうなったか正確には覚えていないが、要するにこの強硬派は、
「家族なんかが殺されるかも知れないのに、お前たちは戦わないのか?」
みたいな主張をしだしたようにも思う。

しかしそんな場面が想像できなかったほうくは、何だか実感が持てなかったんだよなぁ。

そんなわけで今、いろんなことが巻き起こっている。
ほうくだってもう40歳、それなりに新聞も読んでいるし、ニュースに対して普段偉そうに仲間内にコメントしたりもしている。

でもね、やっぱり子供を持つとこう思うんだよな。
最初に赤ちゃんとして生まれてきた子供は、決して人を憎んだりしていないし、人を殺そうと思ってもいないし、相手よりも優位に立とうとも思っていない。
人間てやっぱり誕生から始まるその後の人生の方向によるのだと。
つまり僕たちはやっぱり、人を憎んだり、脅したり、傷つけたり、そんな風には思わないような環境を子供たちのために作ってあげるべきではないのかな、と。

「愛こそすべて」とは思わないけれど、
「愛」が通用しない世界っていやでしょ?
それに「愛」があるから人間は生まれるわけで。
「愛」で生まれた人間は、「愛」を大事にして欲しいな、なんて。

いやあ、高校生くらいに戻っちゃったな、がっはっは。<=(オヤジ笑い)

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コメント

ほうくさんのクラスでそういう話し合いがあったのは憶えてますね。ある意味、永遠のテーマ、かな?
こうしていい年のオッサンになってみると「愛だけでは…」みたいに現実的になってしまいますが、10代のうちは「愛こそが!」と思ってほしいところはありますよね。
ちなみに私、ポール派でした。

どうもTommyさん。
こんな歳になっても純粋な気持ちはできるだけ持っていたいなとも思います。
見た目が純粋でなくなってもね。

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