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暴走ポケモンスタンプラリー

今年も昨年に引き続き、JR東日本の主催するポケモンスタンプラリーに参加した。
これは首都圏のJR東日本の各駅の改札の外にポケモンのスタンプを設置して、これを集めて回るというものだ。

まず最初に駅に置いてあるパンフレットにスタンプを7個集める。
それを持ってゴール駅に行くと、ピカチューのサマーバッグと全駅の載ったスタンプ帳をもらえる。
これを持って全駅を制覇すると認定証とポケモンの時計がもらえるというものだっ!

なんか知らんが電車に乗っていると一駅ごとにえらい勢いで乗り降りしている親子連れを見かけたとしたら、まさにそれだったのだ。
去年は息子のドリーほうくJr.が1日でへたってしまったためたった1回参加しただけで(しかも昼過ぎリタイア)終わってしまったので、今年もそんな感じかなあと思っていた。
ところが、去年ほとんどスタンプを押していないスタンプ帳を見て、全部回った従兄弟に散々自慢されたのが火をつけたらしく、今年はどんなに疲れても最後まで回っていたのだ。
ほうくもこういうことを始めると最後まで行きたい性分なので、必死に回り、ついに全98駅のスタンプを集め、認定証に応募してしまった。

JR東日本の魂胆は分かっている。
もちろんフリー切符を買わせるためだ。
正確にいうと「ホリデーパス」や「都区内フリーきっぷ」などだ。
実際、こんなにJR東日本に金を払っているのは久しぶりと感じるほど5回で親子で結構金を投入してしまった。
しかも端は遠い駅を配置して、根性がないと絶対に制覇できない、しかも2,3日では絶対無理なようにうまく配置している。
熊谷駅まで行ったときはあまりの遠さに気が遠くなったくらいだ。子供が唯一寝た区間が熊谷駅までの高崎線である。Photo_6
まさにJR東日本の思う壺なわけであるのだが、一度始めてしまうと止まらないから大変だ。

電車に乗ると親はスタンプのある駅をマップで確認して、どのルートでどう回るか、降りたら改札出る前に次の電車は何分後に来るのか、スタンプはどっちの改札口にあるのか、など瞬時に確認しなければならないことがたくさんあるのだ。
実は一番真剣なのは親のほうだと思ったりする。

こんなスタンプラリーだが、来年も参加するかどうかは微妙だ。

なぜならその1
子供たちがホームの上や駅の階段を全速力で走っていてかなり危ない。駅にポスターなどで注意を呼びかけているがそんなの子供が守るわけないじゃん。
行列だって無秩序に並ぶから、駅員がちゃんと指導しないと駅を普通に利用する人の邪魔になることこの上ないし。

なぜならその2
一人で2枚も3枚も4枚も5枚もスタンプ帳にスタンプを押している人(大人も子供も)がとても多く、並んでいてもいらいらさせられる。
一人一冊なんて掲示してあるが駅員は絶対に注意しないわけで。

なぜならその3
こっちは子供に、電車に乗るときはきちんと切符を買って利用する、ということを教えたいのでホリデーパスとか買っているのだが、親によっては多分入場券くらいしか買わずに改札から出ないで子供を走らせている人を見かけるし、もっとひどい場合明らかに小学生と思われる子供が切符なしで改札を自由自在に出入りしている。

つまりね、最近の日本を象徴している、
「自分さえ良ければ他人のことは関係ない。」
「うまくやればルールなんて関係ない。」
「自分はぎりぎりセーフ。」
なんてことで行われているこのラリーに親として子供を参加させるべきか考えさせられたからだ。
電車のただ乗りが悪いことだという認識はあるのかな、改札の内側から大きな声で子供に指示をしていたそこのお母さん!
確かにホリデーパスは高いのだが、お金と大切なものを引換えにしてしまっていることが悲しい。

JR東日本の関係者の方、来年は考えたほうがいい。
その前にこっちが参加しない確率のほうが高いけどね。
ということで夏の貴重な日を5日も使ったほうくなのだが、それはそれで良かったような気がする。
本当に楽しげに回っている親子連れもいたし、一人で考えながら回っているらしい小学校高学年の女子なんかも見かけたし。

「どれくらい回りました?」
「熊谷行きました?」
なんて話しかけたい衝動を抑えるの大変だったよ、ほんとに。

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コメント

うちの息子も今年やってましたよ。
10駅くらいでやめてたみたいですけど。
息子より先に母親(私のかみさん)がギブアップしてたみたい。

千葉県民さん、どうも!
このラリーの親の疲労たるや、すごいものがあります。
子供は窓の外見たりスタンプ帳見たりしてるだけでいいですけど、電車の中やホームで次のプラン、その次のルート、なんて考えて休む暇ないですからね。
時間ばっかりかかって、結局電車に乗ってるだけですし。
でも男性一人で回っている人も見かけました。
ポケモンマニア?電車マニア?
真相は謎のままです。

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