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電車の中その4

満員電車というのはある意味壮絶な光景である。
見ず知らずの人と体を密着させて何も言わずにいくつもの駅をご一緒するのだ。
ものすごい息の臭いおじさんと15センチの距離に顔があると、このまま失神してしまうのではないかというくらい気が遠くなったりする。

一方で、そんな距離で若い女性と密着する機会も他にはない。
しかし、痴漢行為を働こうとするなら別だが、めちゃめちゃ気を使ってこれはこれで疲れる。
両手を誰からも見える位置にセットし、できればカバンなんかも網棚の上にのっけてしまいたい。
カバンが触れたって一度「痴漢!」なんて言われたら恐ろしい事態が待っているのだ。

しかも息の臭いおじさん同様に、つけ過ぎの香水に気分が悪くなることだってある。
異臭騒ぎは日常に潜んでいるのだ。
もちろんおならなど許される行為ではない。
本当に涙が止まらなくなったことさえあるのだ。
しかし自分がするときは細心の注意で・・・。

網棚にカバンを上げたときに注意するのは、自分自身が漂流してしまってカバンには一生手の届かない距離に流されてしまわないようにしなければならない。

吊革の取り合いだって大変だ。
ちょっと荷物を取っていてあけた隙に今までつかんでいた吊革を取られていたりする。
「いや、これ私のですけど。」
とは言えない感じだし・・・。

しかも掴まっている吊革のベルトの部分をいきなりつかんでくる奴がいたりする。
これはこれでかなりやっかいだ。
自分と電車の動きの間にこのつかんでいる奴の動きが入ってきてバランスが難しい。
しかしそれで平然と何駅もつかんでいる奴がいたりするから面倒である。
「いや、だからこれ私のですって。」
とも言いづらいしなぁ。

何もつかんでいない状態のドアから入った場所では、周りに身を任せるしかないがここで大変な事態が起きたりする。
自分の真下は通常自分の足の置き場のはずなのだが、なぜかここが他の人の足に占領されていて置けなくなったりする場合がひと揺れしたときに起きたりする。
これは大変だ。
バランスを崩しそうになりながら、まずつま先をどっかの隙間に上からもぐりこませる。
そして揺れるタイミングでちょっとずつ、時には繊細に、時には大胆に足の場所を確保していく。

一体、何やってんだか・・・。
そんな電車の中なのだ。

フクアリの悲劇

というわけで、何が「というわけ」なのか不明だが、土曜日に蘇我まで行ってジェフ千葉対鹿島アントラーズの試合を観戦してしまった。
一人で。

寒かった・・・。

03250003 このスタジアムは2度目なのだが、やっぱりなかなかいいスタジアムだ。
あの市原臨海競技場は、それはそれでなかなか味があるのだが、あれだとどうしても地方の田舎チームの感じがしてしまう。(それはそれで味はあるのよ、念のため言っておくと。)
ところがこの新しいスタジアムは駅からも近いし、動員力は格段の違いだし新しいからなんか気分良く観戦できるしと、ほとんど悪い点が見当たらない。
しかもほうくの家からも格段に近くなった。
ありがとう、フクアリ!

しかしこの日はアントラーズ戦、しかも指定席は売り切れだったのでSA自由席というバックスタンドの自由席の券を買い込み、早めに行って場所確保。しかも混んでいたのでアントラーズ寄りのスタンドの高いほう。
席を取ったときは結構空いていたスタンドもあれよあれよと言う間に、(ほうくの場合心の中で「あれよ、あれよ」と言ったりする。)スタンドは満員になってしまって、キックオフ間際に来た人たちの中には席が見つからない人もいたようで。

03250002 それにしても、アントラーズのサポーター席は相変わらず凄いね。
なんだか統制が取れていて迫力がある。
平和な千葉の雰囲気を切り裂くその迫力。
応援の迫力でいったらかなりのものでしょう、やっぱり。
浦和を別格とするならば。

試合というと、実はかなりジェフが押していました。
支配率も高かったし、ボールも回していたし、良く走っていた。
しかし残念ながら、最後のボールが巻やハースの頭上を越えていったり、岩政の頭やキーパーにちょうどのボールを上げることが多かったし、シュート自体も面白いように枠を外していた。

決定力。
それって「力」なのか?という疑問はさておき、これがあれば千葉は負けていなかった試合だろうなあ、流れ的に。
でも結局アントラーズのアレックスミネイロの一発に沈んだ。
とほほ。

試合中、一人なのに大声で独り言をかまして隣のお姉さんをびびらせていたほうくも、ゴールの瞬間はちょっと静かになってしまった。
しかし一人でも声って出るのだな。
こんなの初めて。ぽっ。

そして柳沢が骨折していた。
これは驚いたね。
全然目立っていなかったから、調子悪いから交代か?と思っていたら骨折なんて。
深井が入ってからのほうが鹿島の流れは良かったのだが。
でも代表の選手なので、奇跡の復活を祈っているよ。
だからといって代表に最後入るかは不明だけど。

興奮のフクアリよありがとう。
また来るよ。
やっぱりサッカーを見るのが好きみたいだからね。

WBCの奇跡

おめでとう、日本代表チーム!

正直なところ、盛り上がるかどうか今ひとつだったこの大会、おかげさまで日本は盛り上がった。
今日なんか外に出ていたものだから号外をもらってしまったくらいだ。

もう半ばあきらめていたところからタナボタでの準決勝進出、そしてあのキューバに打撃戦で勝つなんて、さすが日本のプロ選手たち、今までの戦いとは一味違う。

チーム作りも素晴らしかった。
スピードを重視して足のある選手たちを起用できた。
イチロー、西岡、川崎、そして後半は青木と。
パワーだけではない、野球の持つ醍醐味を堪能させてくれるチーム作り。
さすが世界の王監督。

それにしても千葉ロッテの選手、今回の決勝は良かった。
今江のセンター前ヒット。
西岡のセカンドへのプッシュバント、あの日本シリーズが甦った人も多かったはず。

松坂のピッチングも素晴らしかった。
日本の真骨頂はやはり投手力。
上原、松坂、渡辺、大塚、この辺りは非常に良かった。
今日は渡辺が捕まったり、藤田が一発いかれたりしたが、まあいいじゃないの、決勝なんだし、しかも勝っちゃったりしちゃったりなんかしたんだから。

しかし、あれだな、すべてのコメントが夜のニュース番組の映像からなのが悲しい。
つまり、今日も家族サービスに精を出していたのだ。
でも試合開始直後は見ていたし、外に出ても携帯でチェックしていた。
世の中便利になったもので。

いずれにしろ、今日一日はゆっくりこの優勝の味を味わおう。
そして次回がまた参加するにふさわしい大会になっているかを考えればいい。
今回参加した選手たちはかけがえのない経験をしたはずだ。
そして参加しなかった選手たちは・・・。

心配ないよ、きっと次があるさ。
それに活躍の場はここだけじゃない。

WBC再び

昨日でさようならと思ったWBCだが、代わりにアメリカがさようならとなった。
メキシコ戦でも例の審判が10番目のアメリカ選手としてホームランを取り消したようだが、メキシコの投手が素晴らしくて完全に抑えられてしまってはどうしようもない。

さて、一度冷めてしまったWBCへの熱だが、メキシコリードで終盤に突入したくらいからまたまた結構画面に釘付けとなっていた。
仕事しろよー、2日連続かよー、と思われていたかも知れない。

ボーナスのようにもらったこの準決勝進出、しかもアメリカが決勝まで強豪国(とアメリカが思っていた)と当たらないように作り上げたシステムにより、またまた韓国と対戦することになった。

しかしアメリカって国は自分たちが勝つためならどんなこともするねぇ。
決勝までドミニカとかベネズエラと絶対当たらないで、格下のメキシコやアジアの連中なんかを軽くやっつけて決勝進出と思っていたのだから。
しかも審判にも強力な奴を入れ込んで万全を尽くすとは。
さようなら、アメリカ。
君たちのいないWBCが、何となくすっきり晴れ渡った気がしたのはほうくだけか。

まあ、あまり意味のないことはこれくらいにして。
日本は4強となったわけで、しかも相手はまたまた韓国。
勝てば決勝進出、しかも3度目の正直のリベンジなるかといった具合。
同じ相手に3回負けるかどうかは分からないが、せっかくたなぼたの権利をもらったのだから、精一杯力を出して欲しいな。

千葉ロッテの選手たちに早く帰ってきて欲しいと昨日は書いたが、もうこうなったら世界一目指して行こうよ。
パリーグ制覇、日本一、アジア一、そして世界一を経験できるのはマリーンズの選手たちだけだ。

それにしてもプロ野球の開幕前にこんなに熱くなる試合があるのはいいかも。
それに今度の準決勝が日曜日だというのもいいね。
やっとテレビ画面で見られるじゃないか。

今度の試合のポイントはどこか??
ほうくは「今江のリベンジ」がキーになると見ているが、果たして・・・。

WBCは熱かったか?

結果的に1勝2敗でほとんど準決勝進出の可能性が消えた日本だが、今日の午後はちょっと仕事にならなかった人も多かったのではないか。
ほうくだけか?
少なくとも周囲の野球好きはPC画面に釘付けだったようだが。
仕事しろよ、って思ってるだろうな、

韓国と2回やって2敗。
正直な話、韓国には苦戦すると最初から思っていた。
去年の千葉ロッテのアジア一の試合見に行ったが、サムソンは結構手強かった印象がある。

韓国に今回負けたのは仕方がない。
点を取り合う競技だから、どちらかが勝つし、今日は韓国が勝利に値したということ。

しかしアメリカにも勝っていたかも知れないことを考えると、まあ残念だったかな、と。
ちょっとだけどね。
正直な話、アメリカが一番やりたがっていて、アメリカが優勝すると楽観的に思っていて、国際試合に自国の審判が主審というさすがアメリカ、何でもありねという状況だから。
勝手にやって、という感じだろうか。

韓国は素晴らしかったと思うし、去年まで千葉ロッテの一員だった李スンヨプの活躍はそこそこ嬉しい。
どっちのレベルが上かなんて、もうどうでもいいじゃないの。
アメリカにだって韓国は勝てるし、日本だってあの約束された誤審がなければ勝っていたかも知れないのだし。
だからアメリカが日本よりレベル低いかというと、そんな話はどうでもいいことで。

そういうことで急速にWBCに対する興味が薄れていき、開幕を控えた千葉ロッテに早く今回の戦士たちが合流することを望むのみだ。
日本が出ていないWBCに、申し訳ないが全然興味はない。

ほうくは野球好きじゃないのか?
だから言ってるでしょう、フェアなルールならまだしも、なのである。
それにイチローや松井の出ないアメリカ人同士の大リーグ中継、あなたは見ますか?
ほうくは決して見ない。
だって千葉ロッテのほうが燃えるもの。

運命の出会い

去年の11月くらいから、とても久しぶりの人たちに会う機会が急にてんこ盛り状態で、会社の同期会が数年ぶりに開かれたり、高校の同期会が22年(?)ぶりに開かれたり、大学のクラブの同期の飲み会をやって十数年ぶりに女子の方々に会ったり、そしてまた会社を去って別の生活をしている人たちと再会の飲み会をやったり、などと。
更に連絡先が分かった昔の友人に連絡を取ってみたりなんてことしてみたりなんかして、このーっ!!(広川太一郎風で。)

これだけ今までの人生での出会いを再確認するような機会が増えると、これってほうくの人生の先がそれほど長くないことを暗示しているのか??なんて思ってみたりして。
年代のせいかも知れないが、ふと我に返って昔を懐かしむ歳になってきているのかも知れない。

人は自身の存在価値をしばしば問うものである。
他の人は知らないが、ほうくは結構そういうこと考えるのである。

自分の生きている意味とは何か?
自分はこの世界に何を残しているのか?

哲学的なのか、妄想癖なのか不明だがこんなことを考えているときに久しぶりに会う人たちと再会し、しかも彼ら、彼女らの記憶にほうくが残っていることを確認すると、ちょっと嬉しい。
「ちょっと」なんて言ってみたが、実は「かなり」嬉しい。

人は一人では生きられない。
誰かとともに、または誰かの記憶と言い換えてもいいかも知れないが、そんな他者との関わりをもって生きていけるのだ。
自身とそれ以外との接触が、実は生きる糧となっているかも知れない。

つまり何が言いたいかというと、
あらゆる出会いは「運命の出会いである。」ということだ。
女を口説こうとして使う言葉じゃない。
だってその女との出会い以外のすべての出会いも運命なのだから。

大学でクラブに入って仲間になった。
しかし何かの拍子に隣の部室に入っていたら生涯出会うことはなかったかも知れない。
家が近所で友達になった。
しかし何かの理由でそことは別の場所に住んでいたら、そいつと出会うことはなかったかも知れない。

もちろん状況が変われば別の出会いもあったろう。
しかし、今知り合いであるそいつと出会うことがまさに運命だったのだ。

現在、さまざまな機会で再会している友人たちと利害関係はない。
お互いをつなぎ、お互いを再会させているのはただ、「会いたい。」と思う気持ちだけなのだ。
これこそ奇跡、運命の出会いではないのか?

そんなあなたに紹介したい本が・・・。

いや、そんなものあるわけないだろう。
でもそんなことを考えるときに思い浮かぶ人たちの表情が、みんな笑顔なのが嬉しいね。
そしてその人たちの記憶の中にほうくの場所があることを考えると、更に嬉しい。
ひょっとしたらこんなことが生きている足跡なのかも。

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