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千葉マリンの夏休み

サッカーの東アジア選手権の最終戦、日本対韓国をテレビでやることを知りながら、8月7日の招待券入手により今年6度目の観戦を決めた千葉マリン、千葉ロッテ対オリックス戦に行った。
ナイトゲームであるにも関わらず幼稚園の息子と二人で出かけるので、すぐに「帰る」攻撃がでることは十分に予想できたのではあるが、花火と風船で釣る作戦だ。

そして応援ファッションであるが、子供はマリーンズの黒いTシャツがあるのでそれで決定。白いレプリカもあるが、暑さが厳しいのでここはシャツ1枚。
一方、ほうくの服装であるが、もちろんファンクラブのユニフォームシャツも考えたが、以前に買った小宮山の背番号Tシャツ(黒)で行くことに決定。登板する機会があるかどうかは分からないが(予告先発は小野)、夏のマリンで着ることを考えて(しかも小宮山の選手生命を考えるとあとどのくらいか分からないし)迷わず決定。
子供が振り回す応援の旗や、お弁当、飲み物類をリュックに詰め込み、真夏の幕張を目指した。

マリンスタジアムの前の広場は以前も軽く触れたが、屋台がたくさん出ていて、グッズの販売や食べ物のマイクロバスなどが並びベンチなんかも置かれて、去年まではただ寂しかっただけの場所をちょっとした憩いの場所に変えている。
試合後にミニコンサートみたいなのが行われるステージも設置されていてちょっと華やかな感じ。
しかも「外野席ライト側はもう席がない。」というアナウンスまでされている。
集結しているなぁ、マリーンズファン。

ということで中に入ると相手がオリックスだというのにかなりの観客が入っている。3塁側まで結構な人口密度だ。空いているのはレフトスタンドくらいか。
今期の好調さと荒木部長の手腕が観客を集めているのかも知れない。
子供は2階内野自由席の上のほうで見ることに慣れているので、迷わず空いている上を目指している。教育の成果が出てきているぞ。
相変わらず強い風が吹き、生暖かいながらも空気の循環があるのでそこそこいい感じだ。夏の観戦なんだからやっぱり暑くないとね。ビールも売れないでしょ。

試合は一昨日危険球退場になった先発小野が制球が定まらず、ヒットもぽこぽこ打たれてあっと言う間に4点を献上。ピッチャー交代となったが、コールされた名前はなんとっ!!「ピッチャー小宮山。」である。
背中を突き抜ける快感。今日出場するかどうか分からない小宮山のシャツを着てきて良かった。良かったぞーっっ!!
初芝と迷ったTシャツだったが、今日は小宮山を買ったことに満足である。
しかもピッチングも良かったぞ。

そうこうしているうちにカキ氷やポテトフライで紛らわしていた子供が「帰りたい。」攻撃開始。
今日は最後まで見られない覚悟はしていたが、花火と風船でなんとか切り抜けたい。
しかし情勢は厳しく花火がまでがぎりぎりの線である。花火が見られなければ衆議院解散だな、これは。
そんなわけで5回終了後の花火の打ち上げまでなんとか持たせることができた。
夜空に打ちあがる見事な満開の花火を見上げて、子供もさぞ嬉しいか、と思いきや応援の旗を席に取りに行ってしまい、嬉しそうにそれを手にして降りてくるときには無情の花火終了である。
でもちょっと見たのでまあいいか。

まだ試合中の観客席を後にして、最後にグッズショップへ。
様々なマリーンズグッズ(他の球団のグッズもあるぜ!)の並ぶ店内は人で混雑していて商品を選ぶのも結構大変だった。
グッズ買っているぜぇ!今日も買ったぜぇ!
千葉では今、マリーンズグッズを持っているのが通なのだ、きっとそうだ、と思いながら子供の選んだハンカチやマスコットを買ってしまった。
まだまだ試合中のスタジアムから出ると、まだぬるい風が吹く幕張の大通り。
「今日は楽しかったねっ!」
(ほうくは結構楽しんだが、一体お前はどのへんが楽しかったのだ?)
という疑問も湧くが、親子で楽しんだのだから良かったか。
既に千葉マリンも子供の選択肢の一つに無理やり登録してしまったな。

親子で行く千葉マリンの夏休み。
まだまだやってるよ!

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